近年発表された、少なくとも2つの医学的研究において、コーヒーを飲むことは、世の中に知られているよりも健康に良いことが示されています。その1つは、カフェインの中枢神経への影響を図る長期間にわたる研究で、スウェーデンとフィンランドの14,000人以上を対象に行われました。その結果によると、毎日コーヒーを3~5杯飲む人は、コーヒーの消費量がそれより少ないか全く飲まない人よりも、アルツハイマー病や痴ほう症の発症リスクが低くなると考えられるそうです。またボストンで実施され、科学雑誌Circulationに掲載された、もう一方の研究では、1日4杯以上コーヒーを飲む人は、脳卒中のリスクが20%軽減するという可能性が発表されました。